“医療卸物流”への進化
患者さまの傷病の治療・診断、または予防に関わる
医薬品、医療機器、医療材料等の安定供給を実現させるべく、
3つのセンターを有機的に結合した流通ネットワークを構築しました。
メーカー様からの商品の入荷をセンターで集約。
「製造ロット」ごとに、電子データ化することによりセンター入荷〜お得意様への納品にいたるまでの情報を一連の流れで追跡可能な体制を構築しました。
商品の保管温度帯ごとにエリアを設置し、温度センサーとロガーを併用して常に適正な温度を維持しています。
また、センターでは陽圧システムを導入しており、防塵、防虫対策をはじめセンター内の温度維持、結露防止を図っています。
ハンディターミナルでの作業をベースにフタ付きの「マルチピッキングカート」や配送ルート別の仕分け用「アソートシステム」を採用。作業精度の確保と高い生産性を同時に実現しています。
緊急を要する商品をはじめBCPの観点から最低限の商品は支店にも在庫し、非常事態でも事業を継続できる体制を整えています。
センターで荷揃えした商品は、そのエリアを担当する支店・営業所へまとめて輸送し、そこから医療機関・薬局へ配送します。
営業員との密な情報共有により、適切なサービスを提供しています。
アステム独自の作業管理システム「bASket」はバーコードを活用することで、高い業務品質を実現し、入庫から配送まで全ての作業記録をデータベース化しています。
トレーサビリティの機能と蓄積された作業データで、より正確で効率的な作業環境を構築することが可能となります。